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以前は

  • 執筆者の写真: HARADA
    HARADA
  • 2021年6月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年9月10日

最近は、もう構造計算をする事がなくなりましたが、学生の時はUNIXというパソコンを使い、地震による動的解析、変位応答解析、風洞実験等に風に対する構造設計の勉強をしていました。

世界7大地震の揺れを対象建物にインプットして計算を行うのですが、学生用のPCでは2週間かかってもただ云々とうなっているノートパソコンで、全く計算結果がでないのに、東大のスーパーコンピューターに接続すると1秒もかからないで、構造計算が出て驚いた記憶があります。鉄骨造、RC造、基礎の構造計算や断面の検討をすべて手計算でしていました。これは非常に大変で、関数電卓を使って計算するのですが、とても時間がかかって苦労した記憶があります。

島崎研究室のみんな元気しているかな。

超高層の建物は、地震よりも風による変位の方が大きいと、ランドマークタワーの風に対する設計を担当した先生の講義で聞き、非常に驚いた記憶があります。風洞実験でする風の流れを数値化し計算します。ランドマークタワーでは、風で最大2m程動く結果でした。


また、RC梁の中に異形鉄筋が入っているのを、その鉄筋の一部を異形鉄筋ではなく、付着のない鉄筋を使って(アンボンド式)、地震等で梁や柱に損傷が起きた際、RC自体に損傷を少なくし再使用しやすくするアンボンド工法の研究をしていました。舞浜の工場に行って、1っ体200万もする5m×5m程のRC壁や柱を何体も作成し、15m程の巨大な加圧試験装置でその試験体に荷重を加えて破壊して、各所に設置したゲージの変位から、普通の異形鉄筋を使用した際のRC壁とアンボンド鉄筋を使用したRC壁の損傷具合の比較や、修復具合の違いを論文にまとめていました。

また、RC梁はスパンが飛ぶほど真ん中にしなりが出来ます。これを最初に鉄筋を組む際に、最初から梁のたわみ部に鉄筋に張力をかけしなりに強くする事で、地震の際に梁に発生するひび割れを少なくしようという初めから梁にテンションを加えたプレテンション方式の実験解析も行っていました。

アンボンドとプレテンションを組み合わせた実験解析と上記2方法を比べ、どの方法で制作した梁が最も損傷が少ないかを比較検討する為のデータ取りをしていた記憶があります。

これも大変苦労しましたが、実際にRC造建物に使用する所まで、島崎先生は設計していたようです。


今は意匠設計を主にしていますが、たまに以前を思い出して構造計算の資料を読み返したりしています。10m以下の工作物の杭基礎の設計をしようと読み返していますが、難読です。目まぐるしく変化している時代に合わせて、構造計算も変化しているのを感じます。

 
 
 

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